【スマートグリッド】豊通と中部電 「仮想発電所」の実証、EVで電力需給調整

豊田通商と中部電力は30日、電気自動車(EV)などの電動車を蓄電池として活用する実証実験を始めると発表した。電力需給の調整のため、蓄えた電気をまるで「仮想発電所」のように電動車の蓄電池から流す。太陽光や風力など出力が不安定な再生可能エネルギーの普及が進むなか、電動車を電力需給の「調整弁」として活用することを目指す。実証実験は愛知県豊田市で10月から2019年2月ごろまで実施する予定。市が管理する駐車場を使い、充電器を通してEVなどの電動車の充電、放電を行う。送配電網に電気を送り、電力系統への影響などを調べる。

豊通と中部電 「仮想発電所」の実証、EVで電力需給調整(日本経済新聞)

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