東京都の小池百合子知事は5月10日、自動車メーカーの業界団体である一般社団法人日本自動車工業会（東京都港区）に対して、燃料電池自動車（FCV）や電気自動車（EV）などのゼロエミッションビークルの普及に向けた協力要請を行った。小池都知事が同工業会に要請した協力事項は次の通り。
01.FCV、EVなどの車種拡大やさらなる技術開発
02.電気トラック、バス、燃料電池バスなどのさらなる技術開発
03.電動バイクの大型化を目指した技術開発
04.FCV、EV、電動バイクなどゼロエミッションビークルの販売促進
05.革新的なバッテリーなどの技術開発の促進やインフラ整備促進に向けて関連事業者との連携強化
東京都はCO2を排出しないゼロエミッション東京という目指すべき姿を掲げている。そして、その実現に向けた取り組の一つとしてゼロエミッションビークルの普及を図っている。
小池都知事「燃料電池車・電気自動車をもっと普及して」 自動車業界に要請（環境ビジネス）