【話題・自動運転・地方自治】全国初、自動運転バス15キロ先で監視実験 兵庫県、参加者募集

兵庫県は20~23日、大型放射光施設「スプリング8」で知られる理化学研究所(理研)播磨事業所(佐用町光都)の敷地内で、15キロ離れた場所から遠隔監視しながら小型バス2台に人を乗せて自動運転で走らせる実証実験に取り組む。県によると、走行エリア外からの遠隔監視による自動走行実験は全国初。20日に体験乗車があり、県は参加者を募っている。県が理研、神姫バス(姫路市)などと協力して実施する。バスは15人乗りの電気自動車で、ハンドルやブレーキペダルがない完全自動運転仕様。研究施設や食堂などを回る約1・7キロのルートを平均時速15キロで走る。県は実証実験の検証を踏まえ、将来的には播磨科学公園都市内での走行も視野に入れる。

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