【話題・新技術・電池】偶然から生まれた新素材がEVの「充電問題」を解決し、その普及を加速するかもしれない

1970年代、英サリー大学のドナルド・ハイゲート博士率いる研究チームは、コンタクトレンズをより快適にする方法を見つけ出した。スポンジのように水を保持できる透明なポリマーを開発したのだ。そしていま同じ技術が、新しいタイプのスーパーキャパシター素材を生み出しつつある。これはEVの普及をさらに推し進め、再生可能エネルギーが抱える非常に難しい問題のひとつを解決してくれる可能性を秘めた素材だ。スーパーキャパシターは、電池のように化学的にエネルギーを貯蔵するのではなく、風船の表面に静電気が溜まるようなかたちで、電場にエネルギーを蓄える。2011年にはテスラのイーロン・マスクが、将来のEVは電池ではなくスーパーキャパシターから電力を得るようになると予測していた。

偶然から生まれた新素材がEVの「充電問題」を解決し、その普及を加速するかもしれない(WIRED)

 

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