【電池・新技術】EV用電池の容量大きく 信大など技術開発

信州大学は27日、電気自動車(EV)などに使うリチウムイオン電池の高容量化につながる技術を戸田工業と共同で開発したと発表した。同社が開発したカーボンナノチューブで、電極でリチウムイオンの受け渡しを担う「活物質」を覆うことで絶縁性の接着剤が不要になり、電池の容量が増やせるようになった。同大学工学部の是津信行准教授が記者会見し、発表した。是津准教授は「電池の発展スピードを考えると、2年後の実用化を目指す必要がある」と表明。既に自動車や電池のメーカーとライセンス契約を結んだほか、製品化に向け15件ほどの共同研究が進行中という。

EV用電池の容量大きく 信大など技術開発(日本経済新聞)

東大が燃えない電解液 リチウムイオン電池の安全向上(日本経済新聞)

 

 

Tagged on: ,