【提言】ダイソン参入で自動車業界は大転換 アマゾンも続くか

ダイソンの(電気)自動車市場への参入は、自動車産業の1つの時代の終わりを意味する。ヘンリー・フォードによって馬車の時代が終焉を告げてから、ついぞなかった大変革とも言えよう。 前世代的な自動車業界は、同社の発表によって大刷新を迎えることとなった。業界での地位を維持しようと模索する既存の自動車メーカーに対し、新しい競争ルールが提示されたのだ。 既に自動車業界は、自ら招いた苦境に喘いでいる。この数十年の技術・素材革新は目覚ましく、消費者からの信頼は低下し、かつては先進性を誇った業界は壊滅寸前の状態だ。 肥大化した自動車産業の“犠牲者”とも言える既存のメーカーは、変化し続ける消費者の嗜好に左右される。今は車の所有よりカーシェアリングなどの手軽さが注目され、環境意識が脚光を浴びる時代だ。だが各メーカーの対応は、こうした点で遅れが目立つ。

ダイソン参入で自動車業界は大転換 アマゾンも続くか(campaign)

 

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