【新技術】大阪府立大とダイキン工業、EVモーター省エネ競う 電力損失4割減

電気自動車(EV)の心臓部である駆動用モーターの省エネに向けた開発が進んでいる。大阪府立大学とダイキン工業はモーターを回す動力を生む磁性材料などを工夫、電力損失を最大4割削減できるメドが付いた。金沢工業大学と三菱電機は走行速度が変わっても効率よく回転する新型モーターを考案した。EVの普及へ国内外で開発競争が激しくなっており、エアコンや産業用モーターの実績を生かして実用化を目指す。大阪府立大の森本茂雄教授と井上征則准教授、ダイキン工業は共同で、EVとハイブリッド車(HV)向けの高効率モーターを開発した。モーターの駆動に使う永久磁石を2層にするなど配置を工夫。新しい磁性材料も組み合わせて、駆動力を生む磁場と電流がうまく働くようにする。

EVモーター省エネ競う 電力損失4割減/高速でも高効率(日本経済新聞)

 

Tagged on: