【施策・海外】インド、HVに高税率 EV促進 唐突との声も

インドのモディ政権が1日に導入した新税制でエコカーに対する税率が自動車業界を驚かせている。同じエコカーでもハイブリッド車(HV)には高税率、電気自動車(EV)には低税率を定めた。2030年までに新車すべてをEVにするという意欲的な目標を税制で支援しているともみえるが、メーカー各社は「現実的でない」と眉をひそめている。 「HVからの撤退もあり得る」。印乗用車3位マヒンドラ・アンド・マヒンドラのゴエンカ社長は先週、記者団にこう漏らした。多目的スポーツ車(SUV)「スコーピオ」などにHVを持つが、税込み価格が上がり、販売が減ると心配する。各州で異なっていた間接税を集約した形の物品サービス税(GST)で、政府は追加租税を含め、HVに高級車と同じ43%を課し、従来の30~33%から増税した。一方、EVは従来の7~21%から一律12%とした。

インド、HVに高税率 EV促進 唐突との声も(日本経済新聞)

 

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