【話題・超小型EV・地方自治】上三川町、公用車に超小型電気自動車導入 県内初

環境性能に優れた手軽な移動の足として期待されている超小型電気自動車(超小型モビリティ)を、上三川町が県内で初めて公用車として導入した。福祉・健康分野で町民宅への訪問活動などに利用している。導入したのは、日産自動車から有償貸与された「日産ニューモビリティコンセプト」一台。全長2.34メートル、全幅1.23メートルで、前後2人乗り。約4時間の充電で約100キロ走る。最高速度は80キロという。現行法で公道は走れないが、条件付きで公道の走行を可能とする制度に基づいて関東運輸局から認定を受けた。走行エリアは町内全域で、交通量の多い新4号国道は除いた。町総務課の担当者は「道の狭い場所では有効。走っていると町民や子どもたちからも注目される」と話す。

公用車に超小型電気自動車導入 上三川町が県内初(東京新聞)