【企業】日産社長「EV、量販車種にも」 車両を大幅拡充

日産自動車は電気自動車(EV)の商品ラインアップを大幅に拡充する。27日に横浜市で開いた定時株主総会で西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)は「今年度に新型『リーフ』を展開し、中期的には量販車種のEV化を進める」と明言した。環境規制の強化で北米や中国でEVなどの電動車の普及が見込まれるなか、品ぞろえの拡充で競争力を高める。カルロス・ゴーン会長は「当社のEV販売は累計60万台を超え、米テスラの2倍」と株主にアピール。「日産が電動車のリーダー」とも訴えた。同社は2017年度から6カ年の中期経営計画を始める予定。今秋に公表予定だが、西川CEOは「特に中計の後半で踏み込んでEV化を展開する」と強調した。多目的スポーツ車(SUV)や軽自動車、商用車のEV化を事例にあげた。従来はリーフと商用バンなどにとどまっていた。

日産社長「EV、量販車種にも」 車両を大幅拡充(日本経済新聞)

 

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