【提言】まもなく中国は“環境車大国”になる!? 大気汚染に悩める大国でNEVが大きく前進

今年の上海モーターショーで特に目を引いたもの、それはEV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)など、いわゆるNEV(ニュー・エネルギー・ヴィークル)だ。中国メーカーだけでなく海外勢も含め、どのメーカーも今回はNEVのオンパレード。このまま行けば、中国は世界一の環境車大国になりそう。そんな予感すら感じるほどの勢いだった。中国が抱える最大級の社会問題と言えば「PM2.5」による大気汚染だ。その中国ではクルマも大気汚染のやり玉に挙がっており、その対策の一環として政府が進めているのが“中国版ZEV法”こと「新エネルギー車クレジット管理規則(通称:NEV規制法)」。これはすでに米国カリフォルニア州で実施されているZEV法(ゼロ・エミッション・ヴィークル規制法)を参考に、2018年にも中国国内で施行される予定とされている法律だ。

まもなく中国は“環境車大国”になる!? 大気汚染に悩める大国でNEVが大きく前進【上海モーターショー】(GetNavi web)

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