超小型電気自動車（ＥＶ）の開発に挑むのがリモノ（東京・中央）だ。車体に布や柔らかいクッションを使うなど、車の常識を覆す。伊藤慎介社長（43）は経済産業省を飛び出した起業家。その熱意にほだされ、大手化学メーカーなども強力に開発を後押しする。超小型ＥＶ「リモノ」は長さ2.2メートル、幅１メートル、高さ1.3メートルで、大人が２人乗れる。2016年５月に発表した。「とにかくカワイイを徹底追求した」デザインで、外装は布製の柔らかいクッション素材を使い着せ替えできるようにした。
柔らか素材で超小型ＥＶ リモノ、ライバルは世界（日本経済新聞）