【施策・海外】ヨーロッパ、電気自動車普及に向けディーゼル車を本気で廃止へ

ヨーロッパ各国は、電気自動車普及に向け、ディーゼル車を本気で廃止しようと規制を強化する。通行料金の大幅な値上げや排出ガス試験の不正に対する巨額の罰金により、大気環境は改善され、二酸化炭素排出量の削減効果もある。大気汚染対策として、ディーゼル車の都市部での通行を禁止するヨーロッパ各国の政策が急速に進んでいる。ディーゼル車は日米ではまったく普及していないが、ガソリンの店頭価格が劇的に高いヨーロッパでは、燃費がよく、二酸化炭素排出量の少ないディーゼル車は各国の乗用車全体の4割前後を占める。しかしどんなに燃費がよくても、ディーゼル・エンジンはガソリン・エンジンよりも格段に多くのすすや酸化窒素を排出する。実際、ディーゼル車は、世界的に大気環境を悪化させる大きな要因であり、毎年300万人以上の命を奪っている。

ヨーロッパ、電気自動車普及に向け、ディーゼル車を本気で廃止へ(MIT Technology Review)

 

Tagged on: ,