【インフラ・新技術】日本精工・東大など、電気自動車の走行中に無線で充電 

日本精工や東洋電機製造、東京大学の藤本博志准教授らは5日、走行中の電気自動車(EV)に無線で電気を送る技術を開発したと発表した。道路に無線送電用のコイルを敷設する必要があるが、現在のようにケーブルをつないで充電せずに済む。1回の充電で走行できる距離が短い電気自動車の欠点克服に役立つとみている。 開発した技術は、道路の送電用コイルから離れた車輪に埋め込まれた受電用のコイルに磁気を介して電気を送る。市販の電気自動車を改造し、東大の柏キャンパス(千葉県柏市)で実験した。給電中はモーターを動かしながら充電し、他の場合はバッテリーなどに蓄えた電気を使う。発進や加速に電気が多く必要になる交差点や高速道路などの一部に送電コイルを設置すれば走行しながら充電でき、走行距離を大幅に延ばせるという。

電気自動車、走行中に無線で充電 日本精工・東大など(日本経済新聞)

走行中に道路から送電=「インホイールモーター」車に-世界初、東大とメーカー(JIJI.com)

東京大学 プレスリリース

日本精工 プレスリリース

東洋電機 プレスリリース

 

 

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