【提言】日産・志賀副会長、「EVの蓄電で、再エネがベースロード電源に進化」

日産自動車の志賀俊之副会長は3月8日、自然エネルギー財団が開催したシンポジウム「REvision2017」において講演し、電気自動車(EV)を通じた再生可能エネルギーに関する取り組みを紹介した。EV「LEAF(リーフ)」の普及を通じて、再エネを最大限に活用する社会の実現に貢献したいとしている。EVは、駆動の動力に使うエネルギーとして、化石燃料を燃やさない技術として開発された。このため、動力源を、ガソリンを燃やす内燃機関から、電気を使うモーターに代えたということだけでは、代替の狙いを十分に満たしたとは言えないという。 エネルギー源となる電気そのものを、化石燃料による火力発電から、太陽光や風力、水力といった再エネによる電力を使うことで、真価を発揮すると考えている。

「EVの蓄電で、再エネがベースロード電源に進化」、日産・志賀副会長(日経テクノロジー)

 

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