【提言・新技術】自動運転の前に警報装置を

2016年は「半自動運転元年」だったらしい。トップバッターは天才経営者イーロン・マスク氏率いるテスラ・モーターズ。1月に、同社のEV「モデルS」を対象に「オートパイロット」「オートレーンチェンジ」を利用可能にするソフトを配信した。筆者も、2月14日にビジネスパートナーである古川氏(オズコーポレーション社長)といっしょに「モデルS」の自動運転車を体験した。第一印象は「怖い」。駐車は非常に楽でスムーズだが、運転中はどこまでが自動で、どこからが自分の役割なのか分かりにくい。慣れてくれば非常に楽になりそうだが、万一の事故の場合の責任はどうなるのか。テスラ側の言う通り「ドライバーの責任」であることは理解できるが、ちょっと引っかかる。実際、その3ヶ月後の5月にはアメリカで「モデルS」が死亡事故を起こしている。

自動運転の前に警報装置を(環境ビジネス)

 

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