【新技術】名大大学院・鈴木達也教授ら、24時間先まで電動車両の利用を予測しエネルギーマネジメント

JST 戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学 大学院工学研究科の鈴木 達也 教授らは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に対し、車の使用状態と電気量を24時間先まで予測し、予測結果を電力消費量や太陽光発電量と組み合わせることで、家庭の電気代をリアルタイムで最小化する車載蓄電池の充放電制御方式を開発しました。家庭用エネルギー管理システム(HEMS)では、定置型蓄電池の代わりに電動車両の車載蓄電池を家で活用するV2H注2)技術に対する関心が高まっています。現在のHEMSでは、家庭で車載蓄電池の充放電を計画する際、出発と帰宅の時刻を前もって入力しておくことが必要ですが、充電時間を長く見積もりすぎるなど、ロスを生み出す要因となっていました。そこで、車の使用時間を自動的に予測し、車載蓄電池の充放電を最適化する制御手法の開発が望まれていました。

24時間先まで電動車両の利用を予測しエネルギーマネジメントに活用する方法を開発(科学技術振興機構報)

 

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