【企業】独ダイムラー、電動車両に1.2兆円投資 EVシフト加速

独ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は2日、2025年までに電動車両の分野に総額100億ユーロ(約1兆2200億円)を投資する計画を明らかにした。期間中に電気自動車(EV)など10車種以上投入する。同社は25年に新車販売の最大25%を電動車両にする方針で、研究開発や生産設備に重点的に投資する。ツェッチェ社長は同日の記者会見で、「電池技術の急速な進展を考慮すれば、今は歩みを早めるときだ」と述べ、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)など電動車両の投資を増やす考えを示した。内製する電池分野にも別途10億ユーロを投入。電動車両と計110億ユーロと、総投資額の約1割を充てることになる。ダイムラーは電動車両のブランド「EQ」を立ち上げ、ドイツ最大の拠点、南部ジンデルフィンゲン工場と北部ブレーメン工場で生産を始める。生産設備の投資に加え、軽量化や電池素材などの投資が増える見通し。

独ダイムラー、電動車両に1.2兆円投資 EVシフト加速(日本経済新聞)

 

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