【提言・電池】imecが語る全固体電池戦略

現在市場に流通している全固体電池は、薄膜電池である。これらは蓄電量が小さいため、センサーノード用といった小容量の2次電池程度にしか使われていない。しかし、固体電池の材料と構造を革新すれば、もっと大きな容量の2次電池装置に適用できる可能性がある。電気自動車やスマートグリッドに組み込むようなシステムが実現できるのだ。欧州の研究機関imecではそうした研究を行っており、同機関で電気化学蓄電池担当主席科学者兼プログラムマネージャーを勤めるPhilippe Vereecken氏が、これを実現するためのロードマップを語った。ナノコンポジットの高電子伝導物質が、高容量固体電池実現のカギを握っているという。

imecが語る全固体電池戦略(日経テクノロジー)

 

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