ポルシェは、完全電気自動車「ミッションE」が大ヒットになると期待している。ドイツの『Automobilwoche』紙によるインタビューで、オリバー・ブルーメCEOはその年間販売台数について2万台を目指すと発言。これは電気自動車(EV)としてはかなりの数だ。ブルーメCEOは「我々は、ミッションEの受注台数を約2万台と計算しています」と述べている。同紙が指摘しているように、2015年のポルシェ「911」の販売台数が全世界で3万1,350台だったことから見ても、この目標は非常に高いと言える。コンセプト段階におけるミッションEは、2基の永久磁石同期モーターを搭載し、合計最高出力は600ps以上、0-100km/hを3.5秒以下で加速し、1回のフル充電による航続距離は500km以上(新欧州ドライビング・サイクル試験値)と発表されていた。しかし、これはおそらく、ポルシェの電動化の始まりに過ぎない。
ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の年間目標販売台数を2万台に設定(auto blog)