中国では、大気汚染の緩和の目玉として電気自動車が注目されている。首都北京では平日、乗用車の数量規制が継続される計画だ。この計画では、ナンバープレートに特別な番号が振られている乗用車のみが、平日のピーク時に首都中心部に入ることを許される。ただ電気自動車はこの規制下にない。北京ではこの特別な番号を取得しづらくなっている一方、市場には2万台の電気自動車が売れ残っている。この背景には、販売価格が極めて高いこと、充分な給電所がないことなどが挙げられる。中央政府は電気自動車への買い替えを薦めているが、成果は出ていない。
中国＝電気自動車は交通規制の範疇に入らず（リムエネルギーニュース）