【話題・施策・インフラ・海外】イギリス政府、非接触充電専用レーンの設置実験を実施

イギリス政府は11日、一部の公共道路に電気自動車が走りながら充電することを可能にする非接触充電専用レーンを試験的に設置することを発表した。非接触充電とは、道路内に電線と電気コイルを埋め込み、その電気コイルを利用して電気自動車に対してワイヤレスで電気を送信するというものとなる。非接触充電方式の場合、電気自動車は消費した分の電気を常に補うことができるため、電気自動車は、非接触充電を受けられる限りは、バッテリーの残量を気にすることなしにどこまでも走行することが可能となる。しかし、その反面、非接触充電方式のためには、道路に電線と電気コイルを埋め込む必要があり、費用対コスト的には、採算性を合せることは非常に難しいのが非接触充電方式の普及を妨げている大きな制約要因ともなっている。今回、発表された非接触充電専用レーン設置の試案では、非接触充電専用レーン設置用の専用作業車などを使用することで、設置に要するコストの削減は可能としている。

イギリス政府、非接触充電専用レーンの設置実験を実施へ(ビジネスニュースライン)