【提言・超小型EV】超小型モビリティは「変わりゆく日本の地域社会を立て直すための手段」

「ついに見つかった。これぞ、成功事例だ!」。くまもと成仁病院(熊本市東区)の一室で、関係者らの話を聞きながら、そう実感した。ここに辿り着くまで、随分と長い道のりだった――。2010年から6年間に渡って続いている、超小型モビリティに関する実証試験。本連載では2011年5月の記事を皮切りに『超小型モビリティの可能性を辿る旅』として各地の実情をご報告し、併せて筆者自身の意見を述べてきた。熊本県が現在実施している、ホンダ「MC-β」による実証試験のキックオフ式については2014年2月の記事に詳しい。そうしたなか最近、全国各地から「国は法整備についてどこまで本気なのかよく分からない」、「自動車メーカー側も腰が引けているのではないか?」といった『超小型モビリティ正式誕生』に向けた不安や不信感が産学官、さらにベンチャー企業のなかから漏れ聞こえるようになってきた。

超小型モビリティが解決した訪問介護の「足」の問題(ダイヤモンドオンライン)

 

 

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