【提言】EV普及だけでは炭素削減不十分という結論が、EVは環境に良くないということであってはならない

電気自動車(EV)は、輸入石油への依存を軽減し、都市部の交通渋滞から生じる大気汚染を抑制する力になる。しかし、このほど発表された研究によると、EVは、気候変動に対する確実な切り札とするには不十分だという。ノースカロライナ州立大学(NCSU)の土木建築環境工学科助教授ジョゼフ・デカロリス(Joseph De Carolis)氏が率いる研究チームは、問題の全体像を捉える目的で、EVがアメリカのエネルギーシステムに及ぼす波及効果を分析した。例えば、温室効果ガスの二酸化炭素をはじめ、重要な大気汚染物質の排出量がEVの普及でどのように変化するかといった分析だ。
EV普及だけでは炭素削減不十分(毎日新聞)

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