【新技術】明和製作所、レアアース使わないモーター採用したEV向け駆動システム

明和製作所は、レアアース(希土類)を使用しないSRモーターを採用した超小型電気自動車(EV)向け駆動システムを開発した。自動2段変速で、道路の傾斜や積載重量に対応する。バッテリーの消費を抑えるため、回生機構も搭載した。2人乗りテスト車両を製作。自社敷地内での試験走行では、約200キログラムを載せた車体総重量約500キログラムで、斜度30%の坂道を上れることを確認した。実際の走行では未確認だが、テスト車両は最高時速60キロメートル、1回の充電で60キロメートル走行できる設計。回生機構は減速で生じるエネルギーを電力に変えるため、搭載していない場合に比べて消費電力を約20%削減できるとしている。

明和製作所、レアアース使わないモーター採用したEV向け駆動システム-回生機構も搭載(日刊工業新聞)

 

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