【話題】墨田区内18社、下町の技術を生かしたEV完成

板金加工や塗装業を営む東京・墨田区内の中小企業など18社が共同開発した1人乗りの電気自動車が完成し、19日、廃校になった区内の中学校の校庭で試走会が行われた。今後は東京スカイツリー周辺を走らせ、「もの作りの街墨田」をPRする。完成したのは「HOKUSAI(ホクサイ)―3」。2009年完成の「1」、11年完成の「2」に続く3台目で、全長196センチ、幅96センチ、高さ160センチ、最高時速50キロ。8時間の充電で35キロの距離を走行できる。開発費約960万円はほぼ全額を区の補助金で賄い、モーターとバッテリー、タイヤ以外のほとんどの部品に、下町の技術を生かした。今回初めて設計が専門の企業が参加し、以前より走行時の安定性が増したという。車は5月19、20日に開かれるスカイツリー開業を祝う区民向けイベントで、お披露目される予定。

「墨田製」電気自動車 下町の技術PR(読売オンライン)

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