2012年10月15日、米ミシガン州デトロイト。 同地発の「ある発表」をキッカケに、日本で予想外のことが起こった。SAE(米自動車技術会)が、欧米メーカーが推進する直流・急速充電の「コンボコネクター方式」を認証したと発表…
【提言】充電インフラの整備が進展すれば、EVは急速に「普及モード」に突入する
次世代のクルマとして期待される電気自動車(EV)。市販車としての普及は遅々として進んでいないが、2012年10月20日に茨城県の筑波サーキットで開催された「日本EVフェスティバル」(主催:日本EVクラブ)では、近い将来に…
【提言】ワイヤレス化は課題があるが、我々は5年以内に少量での実用化を狙う
三菱自動車の電気自動車(EV)『i-MiEV』の発売から3年が経過した。i-MiEVの開発に携わったEVビジネス本部上級エキスパートの和田憲一郎氏は、EV市場全体が今、踊り場を迎えているものの、ワイヤレス充電が実用化され…
【提言】日本が一歩先行しているとされるEVはこのまま退潮してしまうのか
電気自動車(EV)の売れ行きがさえない。価格の高さや航続距離の問題といったEV自体が抱える課題に加え、ガソリン車やディーゼル車といった既存車も高い燃費性能と低価格を両立させ、EVの強力なライバルになっていることも背景にあ…
【提言】シリコンバレーはEV中心地?
私がEV(電気自動車)の「LEAF」に乗り始めてから1年と3カ月が過ぎる。もう、EVを運転することが生活に溶け込んでいる。幸い、今までに運転途中でバッテリー切れになった経験はないが、残りの走行可能距離が14マイル(22.…
【提言・インプレ】なぜEVはタクシーには向かないのか
「いやあ、EVはタクシーには向かないわ」こうつぶやいたのは、EV(電気自動車)を運転するタクシー運転手である。太陽の日差しが照りつける夏のある日。筆者は、EVタクシーに乗る機会があった。とある取材を終えて屋外に出たところ…
【提言】価格を押し上げるバッテリーのコストがEV車販売の課題
今週は電気自動車(EV)にとって厳しい1週間となっている。米EVメーカー、テスラ・モーターズは高級EVセダン「モデルS」の納車が当初見通しより遅れているため、一段の資金調達が必要だと明らかにした。また、トヨタ自動車の最高…
【提言】伸び悩むEVと本格デビュー近づくFCV
電気自動車(EV)の普及がやや遅れている。関係者は、今年の半ばには三菱自動車、日産自動車を合わせて7万台程度(日本の4輪車保有台数の1%弱)に到達すると予想していたのだが、実際には7月時点で累計販売台数はその半分程度にと…
【インフラ・提言】CHAdeMO戦略と今後の展開
電気自動車(EV)用のCHAdeMO急速充電器の国内設置台数が今年9月、1300基を超えた。CHAdeMO協議会の事務局メンバーの丸田理氏は、当初よりも速いペースで初期整備がほぼ完了し、次のフェーズに移っていくと語る。 …
【提言・インフラ】無意味な規格競争ではなく、製品で差をつけるべき
今年に入ってEV(電気自動車)の急速充電方式をめぐり、日欧米中が繰り広げる“世界標準争奪戦”がたびたび取り沙汰されている。そのさなかの8月末、日本が提唱する急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)」のまとめ役であるチャデ…