【提言】充電インフラの整備が進展すれば、EVは急速に「普及モード」に突入する

次世代のクルマとして期待される電気自動車(EV)。市販車としての普及は遅々として進んでいないが、2012年10月20日に茨城県の筑波サーキットで開催された「日本EVフェスティバル」(主催:日本EVクラブ)では、近い将来におけるEVの普及を予感させる動きがあった。同イベントは毎年開催されている。電動カート(ERK)による耐久レースや見た目の華麗さを競う走行、コンバージョン(改造)EVによる耐久レース、大手自動車メーカーが主催するEVの試乗などが行われる。筆者はEVの定点観測の一環として、このイベントを毎年取材している。今年の特徴として挙げられるのが、(1)コンバージョン(改造)EVが国内メーカー製のリチウムイオン2次電池(LIB)を搭載したこと、(2)国内自動車メーカー大手5社による市販EVの競演、(3)移動型の急速充電器の登場、の3点である。

EVの祭典で見た「光」 普及モードに入るための条件(日本経済新聞)

 

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