かつてモノづくり立国として世界をリードした日本が、リーマンショック、そして東日本大震災により、製品製造の見直しを余儀なくされている。そんな中、工業製品は、便利・安いといった「機能的価値」にとどまらず、顧客にとって特別な意…
【提言】「HMI」をキーワードに日本の自動車産業は大きく変わらなければならない
HMIとは、ヒューマン・マシン・インターフェイスの頭文字だ。広義では、ハンドル、アクセル、ブレーキなどを含む、車内における人とクルマの直接的な接点の全てを指す。だが近年、自動車産業界で言われるHMIは、カーナビを中心とす…
【提言】通常、EVを1台持つと電力消費量が2倍になる
前回は、電気自動車(EV:Electric Vehicle)市場の拡大を妨げる問題のうち「高価である」「走行距離が短い」「充電に時間がかかる」「充電できる場所が少ない」ことについて考察した。今回は、残りの厄介な問題につい…
【提言】電気自動車の助成金について
前回は、電気自動車(EV:Electric Vehicle)市場の追い風となる要素のうち、モチベーションに関して述べた。今回は、残りの「プレイヤーの増大」「助成金や特典」「日々の生活での使用」について述べる。 どんな助成…
【提言】電気自動車 普及の背景を検証する
電気自動車(EV:Electric Vehicle)の市場が急拡大し始めた。今回はその背景を考える。EVの追い風となる要素として、以下のようなものがある。 ・モチベーション ・プレイヤーの増大 ・助成金や特典 ・日々の生…
【提言】日産ゴーン社長、「EVの航続距離問題はまったく心配していない」
超円高が進む中、日系メーカーで突出した業績を上げている日産自動車。EV(電気自動車)の登場や新興国市場の成長など産業構造が変わりつつある中で勝ち抜くための経営戦略を、ゴーン社長が語った。日産が現在、良い業績を収めているの…
【市場・提言】EV市場はICT業界にとってのチャンス
震災以前、日本のスマートグリッドは、ソーラーパネルと電気自動車(EV:Electric Vehicle)に代表されていた。電力安定供給への不安が高まる震災後も、EVに対する期待や興味は衰えていないようだ。ガソリンで走行す…
【提言】EV普及のカギは実用に即した充電ソリューションの確立
世界初の量産乗用EV、三菱自動車『i-MiEV』が市場に投入され、世界的に“EV元年”と言われた2009年から、間もなく3年が経とうとしている。2012年以降は普及にさらにはずみがつくのではないかと期待する向きも多い。今…
【提言・電池】JX日鉱日石社長、家庭用燃料電池の普及に向け値段が課題
家庭用燃料電池の普及に向け、値段が課題だ。「高効率のSOFC(固体酸化物型燃料電池)を1月から本格販売する。価格は27年に50万円を目指す。現在は270万円で、補助金が100万円だが、50万円になれば補助金なしでいける。…
【提言】日本のEVベンチャーは、正々堂々と自動車産業界に立ち向かうべき
電動低床フルフラットバスに、慶應義塾大学藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)周辺で乗った。ナンバープレートは、「川崎230 す ・・11」。パッと見た目は、ホワイトボディがオシャレ。それに、8輪車なのが珍しい。車内に入ると、…