エコカーと言われて最初にイメージするのはどの動力源だろう。ハイブリッド、小排気量ターボ、ディーゼル、EVなどなど、まさに群雄割拠で、それぞれが「ウチのが一番」と主張する。そうした自動車の推進システムは、2014年現在、ど…
【提言】日本が環境自動車で世界をリードし続けるための条件
トヨタが2014年内に燃料電池自動車(FCV)を700万円相当で市場導入することに注目が集まっている。ホンダも2015年内には1000万円を切る価格で市場へ供給する計画である。10年前までは1台1億円であったことからする…
【提言】FCVが再浮上した日本の自動車市場はサンプル展示場と化すリスク
様々な技術シーズを探し、実用化に向けた研究開発を続け、その中で最も優れたものに絞り込んでいく。イノベーション国家として不可欠なプロセスだ。だが個別企業ならともかく、社会全体が複数の技術を並行して試そうとすれば壮大なムダが…
【カルチャー・提言】エネルギー自由化は、間違いなく生活者に「新しい価値観」をもたらす
これまで規制に縛られていたエネルギー業界の自由化が、今後数年で一気に進展します。電気を作り、売る、その参入障壁がなくなることで、事業者側には新たなビジネスチャンスが生まれますが、消費する生活者の側にとっての「自由化」に伴…
【提言・電池】EVはバッテリーの進化で普及が促進するか
自治体や関連団体が各地で行ったアンケート調査で、「EVを知っていますか」という問いに90%以上の人が「Yes」と答え、「いずれ購入したいと思いますか」に肯定的な回答は5割程度あったという。この結果からみても、EVの潜在需…
【提言】自動車部材 飛躍の好機
一口に「車載用リチウムイオン2次電池(LiB)」といっても、用途に応じ求められる性能が大きく異なる。ハイブリッド車(HV)では、短時間で出入力を繰り返す出力性能が求められる。一方、電気自動車(EV)では長時間の航続距離を…
【提言】資源の乏しい日本にとって、エネルギーの地産地消は重要課題
電気自動車(EV)の普及が勢いづきそうな動きである。トヨタ自動車や日産自動車、三菱自動車、ホンダの4社が5月末、充電インフラを整備する新会社「日本充電サービス」を設立した。走行時に二酸化炭素を排出しない「究極のエコカー」…
【提言】テスラ・モデル3、フォード・モデルT以来の革命か
フォードの「モデルT」以来の革命と言えるかもしれません…。テスラの新しい電気自動車、モデル3。一見すると何の変哲もない普通のセダンです。3万5,000ドルという価格もごくごく一般的な物ですが、このモデル3は自動車の歴史に…
【提言】超小型モビリティ+自動運転が正解?
最近街中で、非常に小さな、2人乗りの電気自動車が走っているのを見かけたことはないだろうか。現在、神奈川県横浜市や熊本県熊本市、埼玉県さいたま市、沖縄県宮古島市などで、小さな電気自動車をレンタルで運用する実験が行われている…
【提言・インプレ】EVは本当に長距離ドライブには使えないのか
クルマを化石燃料以外のエネルギーで走らせる、いわゆる“脱石油”技術の本命のひとつとして鳴り物入りで登場したバッテリーEV(電気自動車)。2009年4月に三菱自動車が世界初の量産EV『i-MiEV(アイミーブ)』のリース販…