次世代モビリティで思い浮かぶといえば、最新技術の粋を結集して開発が進められている「FCV(燃料電池車)」が筆頭だろう。しかし、FCVには、FCスタックのコストダウンやインフラ整備などの課題が山積している。また、電池だけで…
【提言】水素を水や空気から生産するのには莫大なエネルギーが必要
トヨタ自動車は12月15日に世界で初めてとなる市販の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を発売する。メディアでは連日、FCVを盛り上げる記事が掲載され、自動車専門誌も概して好意的な評価だ。経済産業省は「水素社会の…
【提言】EV、PHEVを考えることは、充電プラグの先につながる電力系統の未来
本連載ではこれまで、EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)の普及のためには持続的な購入支援施策が必要であること、とりわけ普及初期には充電インフラの整備を先行して実施する必要があること、「スマート充電」に…
【提言】ハワイ、エネルギーの70%を自給するという目標 燃料代削減のカギは電気自動車
ノンフィクションライターの高橋真樹です。今日は、ぼくが10月に訪れたハワイで起きているエネルギーシフトについて紹介します。自然エネルギーというとドイツや北欧の話はよく聞くけど、ハワイって…?と思う人もいるかもしれません。…
【提言】電気自動車と充電器、どちらの普及を先にすべきか
前回まで、ノルウェーやオランダにおけるEV(電気自動車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)の普及事例を通じて、購入補助金や税控除のほか、優先レーン通行許可などの持続可能な普及施策と、街中や高速道路沿いの公共充電インフ…
【提言】運転支援技術か完全自動運転か
前方を認識するカメラや、周囲を検知する超音波センサーなどを新たに搭載。今後数カ月以内に開発予定のソフトウエアを組み込むことで、運転補助機能が利用できるようになるという。同社が具体的に挙げているのは、走行車線を維持する、ウ…
【提言】超小型EVに力注ぐホンダの先読み視点
ホンダが、超小型電気自動車(EV)を使った社会実験に力を入れ始めた。満充電における航続距離(1充電航続距離)が80kmで、2人乗りの超小型EV「MC-β」を開発し、熊本県や沖縄県宮古島市、さいたま市で実証実験を開始。それ…
【提言】再生可能エネルギーの発電効率を高めていくこと、それは現代人から未来の子供たちへの贈り物
9月下旬に、日本の10電力のうち5電力が、再生可能エネルギー発電設備の接続申込みに対する回答をしばらく保留する、又は、再生可能エネルギー発電設備の接続申込みの接続可能量の上限に達した旨、公表した。事業者が急増して送電イン…
【提言】いつEVを開発・投入するかといえば、「今」
電気自動車(EV)「i-MiEV」の量産で先駆けてEV市場を切り拓き、目下、プラグイン・ハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」の販売が好調な三菱自動車。量産型EV「i-MiEV」の“生みの親”と呼ばれる、三…
【提言】エコカー政策、袋小路の懸念高まる
二人三脚でエコカーの普及に取り組んできた日本の政府と自動車メーカー。しかし、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)とも販売が予想以上に伸びていかない。メーカーは新車投入計画を修正し始め、インフラ整備や車両…