フォルクスワーゲンは20日、『ゴルフ』のEVプロトタイプの車名を『E-ゴルフ』に変更するとともに、米国で同車を使った実証実験を行うことを明らかにした。E-ゴルフは、現行ゴルフがベースのEVプロトタイプ、『ゴルフ・ブルーeモーション』のネーミングを変更したモデル。モーターは最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は蓄電容量26.5kWhのリチウムイオンバッテリーで、最高速は140km/h、1回の充電で最大150km走行できる。フォルクスワーゲンの発表によると、E-ゴルフは4月から、米国のデトロイト、サンフランシスコ、ワシントンの各都市で実証実験をスタート。実験の期間は9か月で、そこから得たノウハウを、次期ゴルフに設定する市販EVに反映させる計画だ。
【新技術】VW ゴルフのEVは「E-ゴルフ」に決定 米で実証実験へ
- 【施策・海外】米ワシントンでもEVカーシェアリング
- 【話題】浅草“金の雲”のデザイナーがEVをデザインすると