テスラモーターズは2月9日(現地時間)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにあるデザインスタジオで、新型電気自動車(EV)「モデル X」を発表した。日本では、東京・青山にあるショールーム「Tesla Aoyama」にて、米国の発表会の同時中継が行われた。モデル Xは「ロードスター」「モデル S」に続く、テスラの3車種目のEVで、ミニバンの機能性と、SUVのスタイル、スポーツカーの性能を持つと言う。3列シートにより、7名の乗車が可能で、リアのラゲッジルームのほか、フロントにも“フランク”(フロントのトランク)と名付けられた積載スペースを用意。ミニバンなどでは2列目、3列目のシート用にスライドドアを装備するものが多いが、モデル Xでは“ファルコンウイングドア”と名付けられたガルウイングドアを装備する。 プラットフォームは、モデル Sのものをベースにしており、シングルモーターモデルのほか、オプションでデュアルモーターの4WDを用意。ボディサイズ、パワートレーンの性能など詳細なスペックは不明ながら、0-96km/hを4.4秒で加速する性能を持つと言う。
【新技術】テスラ3番目のEV、「モデル X」を発表
- 【話題・海外】三菱i-MiEV、米国エネルギー効率経済協議会の「最もエコな車」に
- 【新事業】コンバートEV事業は、個人事業主でもカーメーカーの夢