ムクリズ・マハティール副通産相は18日、BMWの行事に出席した際の記者会見で、ハイブリッド車、電気自動車メーカーの誘致を目指しており、複数のメーカーと交渉していると明らかにした。ムクリズ氏は「複数の国のメーカーと交渉している。真剣に取り組む方針を示した企業もある」と語った。マレーシアだけでは市場として小さいため、東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出を視野に誘致するという。部品メーカーも同時に誘致する計画だ。国民車メーカーのプロトン・ホールディングスも電気自動車計画を持っており、競合の可能性があるが、ムクリズ氏は「プロトンは競争力のある自動車を開発できる」と語った。政府はハイブリッド車、電気自動車に対する物品税免除を2013年末まで延長している。
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