道内企業8社と道立総合研究機構(道総研)が開発した寒冷地向け道産電気自動車(EV)の試験走行が7日、札幌市手稲区の道工大駐車場で行われた。緑色に塗装して、2月17~19日に同豊平区の札幌ドームで開かれる札幌モーターショーに出展する。道産EVは市販のガソリン車スズキ・ジムニーを改造。冬場に暖房で消耗が速まるリチウムイオン電池の弱点を克服するため、液化石油ガス(LPG)を燃料とする小型発電機を搭載した。車内に断熱シートも貼り付けた。
【話題・新技術】道総研のEVコンバージョン、寒冷地のアイデア満載
- 【スマートグリッド】交通テレマティクスなど、年間100万契約以上と予測
- 【新技術】デトロイトショー、ホンダNSXの後継は3モーター・ハイブリッド