【新技術】日本ケミコン、自動車向け電気二重層キャパシタを供給開始

日本ケミコンは、2012年より、マツダに向けて電気二重層キャパシタ「DLCAP(TM)」の供給を開始する。マツダから発売が予定されている車両の減速エネルギー回生システムに搭載される。昨年10月、マツダは、エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーの基本性能を向上させることで、燃費と環境性能を高める次世代技術「SKYACTIV」を発表した。本年6月に発売された新型デミオでは、ハイブリッド機構を搭載しないガソリンエンジン車で30km/L(10・15モード)の優れた燃費性能を実現しており、新しいスタイルのエコカーとして内外から大きな注目を集めている。来年発売が予定されている車両では、減速エネルギー回生システムを新たに搭載することでさらなる燃費改善が図られる予定で、その回生システムの蓄電デバイスには世界で初めて電気二重層キャパシタが採用される。

日本ケミコン、自動車向けに電気二重層キャパシタ「DLCAP」を供給開始(プレスリリース)

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