デンソーは自動車の減速時に回収・再利用するエネルギー(回生エネルギー)を電気として蓄え、電装部品に電気を供給する次世代型のアイドリングストップ機構を2015年をめどに実用化する。停車時にエンジンを自動的に止める一般的なアイドリングストップ機構には、約3%の燃費改善効果がある。次世代型は燃費を約10%改善でき、ガソリン車の燃費性能をハイブリッド車(HV)並に引き上げられる。HVや電気自動車(EV)など電動車の開発競争が過熱する中、ガソリン車における先進環境技術を自動車メーカーに提案する。
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