電気自動車(EV)の開発に取り組む全国の企業などが集まる県主催の「全国EVサミット」が1日、磐田市上新屋の「アミューズ豊田」で開かれた。企業間の技術情報交換やネットワーク構築などが目的で、全国から約30社が出展。自慢の車をPRした。今年3月18日に開催予定だったが、1週間前に東日本大震災が発生し延期されていた。磐田市は現在、市販車を改造したコンバートEVを公用車として使用する社会実験を行っている。会場には実験で使用中の2台をはじめ、名古屋や大阪、愛媛ナンバーをつけたマイクロバスやスポーツカー、農業用の多目的オート三輪などのEV車両が50台あまり並び、試乗会も行われた。試乗を体験した渡部修磐田市長は「静かで乗り心地もいい。ほしくなりました」と感想を語っていた。
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