電気自動車(EV)を生かした町づくりを進めようと、群馬大工学部や県内企業でつくる「次世代EV研究会」などが電動バス「E-コミバス(愛称MAYU)」を開発し、30日、桐生市のJR桐生駅前で試乗会があった。今後、ナンバーを取得して市内で実証実験を始める。MAYUは研究会や科学技術振興機構・社会技術研究開発センター(東京)、富山国際大などと協力したプロジェクトの一環として開発。10人乗りで全長4.4メートル、幅1.9メートル、高さ2.4メートル。最高時速19キロの低速運行を特徴とし、一回の充電で40キロ走る。窓やドアがない開放的なデザイン。太陽光発電パネルを付け、晴天でバッテリーの半分の電力を補える。
【新技術】群馬県内で、「E-コミバス(愛称MAYU)」を開発
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