あるメディアが行った自動車業界関係者への調査で、中国の自動車販売数が今後5年以内に新たなピークを迎え、販売数が2000万台に達するとの見方が優勢であることが分かった。調査では、販売のピーク期が「今後3~5年に訪れる」とみている人の割合が42%。「3年以内」は35%、「5年以上後」は23%だった。販売数については「ピーク期に年2000万~2200万台となる」と予想する人の割合が30%、「2200万~2500万台」とする人は28%だった。ただ調査では63%の人が自動車販売がピークを迎えた後に縮小していくとみていることも分かった。清華大学自動車工学学部の欧陽明高主任は、中国の自動車保有台数の限界が3億台で、2025年か30年にはこの水準に達するとの見方を示した。
【市場】中国自動車販売数、5年以内に新たなピーク
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