トヨタ自動車は22日、中国の企業や研究機関とともに、中国江蘇省の「トヨタ研究開発センター」でハイブリッド車(HV)など次世代車の共同開発を始めることを明らかにした。豊田章男社長はこの日あったセンターの定礎式で、「中国産のHV技術をつかった車を開発し、2015年をめどに中国で生産、販売する」と語った。 中国ではトヨタ初の100%出資の研究開発機関で、6億8900万ドル(約530億円)を投じる同社最大級の研究施設となる。本格的な稼働は13年になる見通し。 環境技術の開発を中心とし、中国で製造する次世代車に載せるエンジンを研究したり、大規模なテストコースで車両の試験も始めたりする予定だ。
【企業】トヨタ、2013年から中国でHVなど次世代車の共同開発
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