【施策・海外】パリ市、公営EV貸出制度が本格始動

2011年10月2日、フランスのパリ市で、公営の電気自動車貸出制度「オートリブ(Autolib)」の試験運用が始まった。これまでもマルセイユ、リール、ナントなどの地方都市では導入されているが、パリ市では12月1日の本格スタートを目指す。パリ市内と近郊に250の拠点を設けて、指定区内のみとはいうものの1日24時間いつでも電気自動車を利用できる事業を実現する。今回の試験運用はパリ市内にある33拠点で電気自動車66台で開始。本年12月には、250拠点、250台に拡大され、パリ市に隣接するイル・ド・フランス圏に指定区を拡大して2012年夏には1100拠点、2000台、最終的には3000~5000台の規模を目標にするという。目下、世界最大のカーシェアリング構想が動き出す。

パリで始まった公営EV貸出制度、世界最大のカーシェアへ(ECO JAPAN)

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