東芝は26日、グループ会社であるアンサルドT&Dが、イタリア共和国ローマ市配電・水道公社であるアチェアから太陽光発電システムや蓄電池などで構成するスマートグリッドシステムを受注したと発表した。アンサルドは12月から据付を順次行い、アチェアが2012年春までに運用を始める予定。今回アンサルドが納入するシステムは10kWの太陽光発電システム、蓄電池として45kWhの東芝製二次電池「SCiB」、電気自動車用給電スタンドとこれらを制御するグリッド監視制御システムなどで構成する。システムはアチアが太陽光発電システムと蓄電池を有効活用して電気自動車用充電スタンドに電力を供給するもので、ローマ市のラフィネリエ変電所内に設置される。
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