VWは、9月13日より報道向けに公開される「第64回フランクフルト国際モーターショー(IAA)」において、電気自動車(EV)コンセプトの「NILS」を出品する。1人乗りで車両重量が460kgと超軽量なこのコンセプトカーは、全長3040×全幅390×全高1200mm。同社の新型コンパクトカーである「アップ」よりもさらに全長が500mm短く仕上げられているのが特徴だ。ボディはアルミニウム製スペースフレームをベースに、ウイングドア、独立したホイールなど革新的なデザインでまとめられ、ヘッドライト、テールランプ、ウインカーにはキセノンおよびLEDライトを採用。気になる電気駆動システムはわずか19kgに抑えられた軽量電気モーターとトランスミッションに、二次電池として5.3kWhの電気容量をもつリチウムイオン・バッテリーという組み合わせで後輪を駆動。これにより65kmの航続距離と130km/hの最高速度を実現している。
【新技術】VW、1人乗り超軽量EVコンセプト「NILS」を出品
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