三菱自動車の益子修社長は27日、「アイミーブ」などの電気自動車(EV)の生産計画について、「2012年度は4万5千台に挑戦したい」と語り、今年度の1.8倍の規模を目標とする考えを明らかにした。ノルウェーなど海外での販売が好調で、電池の供給体制が整ったためという。岡山県総社市であった部品メーカーとの懇談会で表明した。益子社長によると、これまでは電池の供給面からEVの生産を抑制せざるを得なかったが、従来の供給元のGSユアサに加え、新たに東芝からの調達も決まったため、大幅な増産が可能になるという。
【企業】三菱自、12年度のEV生産計画4万5000台に
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