三菱自動車の益子修社長は22日、東京都港区の品川プリンスホテルで開いた定時株主総会で、電気自動車(EV)の軽自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」に続き、小型車クラスのEVも市販する方針を明らかにした。株主が小型車『コルト』をEV化するかどうかを質問したのに対し、益子社長は軽自動車のアイ・ミーブについて、廉価モデルや商用EV「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」を年内に投入して品ぞろえを4車種まで拡大すると説明。そのうえで「コルトか(来年投入予定の次世代小型車)『グローバルスモール』かわからないが、軽自動車よりも大きいサイズの車のEV化はしたい」とEV車種のさらなる拡大に意欲を見せた。
【提言】三菱自・益子修社長、軽以上のEV化に意欲
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