【話題・海外】米国で「水素列車」導入、脱炭素化で鉄道後進国はどう変わる?

鉄道の脱炭素化の一環として、水素燃料電池で走る旅客列車が年内にも米国内で初めて運行を開始する。だが、架線による電化を推進する団体からは、環境面でもコスト面でも問題があるとして水素電車の導入に反対する声もある。

コロラド州プエブロ郊外の実験線で、米国初の水素燃料電池で走る旅客列車が走行試験をしている。砂埃舞う砂漠の中でゆらめく蜃気楼が疾走しているかのようだ。スイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラー・レール(Stadler Rail)が製造したこの列車「FLIRT」(Flinker Leichter Innovativer Regional-Triebzug:軽量・高速・革新的な近郊用列車の意)は、間もなく南カリフォルニアに輸送され、年内にサンバーナーディーノ郡の通勤路線「アロー(Arrow)」で乗客を運ぶことになっている。

米国で「水素列車」導入、脱炭素化で鉄道後進国はどう変わる?(MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan)

Hydrogen trains could revolutionize how Americans get around

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