日本電気株式会社（以下、NEC）は16日、ローカル5GやMEC（Multi-access Edge Computing）、路側に設置した4Kカメラを組み合わせて自動運転を支援する路車協調システムの実証を行うと発表した。茨城県つくば市、群馬県渋川市、新潟県佐渡市、石川県小松市、鳥取県鳥取市の5自治体にて、1月中旬から順次開始される。
NECでは、将来のレベル4自動運転の社会実装を見据えて、安定的で高セキュリティ、即時性のある路車協調システムによる、道路全体の安全性・円滑性の向上を目指している。そこで今回は、「死角が多い交差点での右折」や「すれ違いが困難なトンネル」など、車載センサーのみでは道路状況の把握が困難なケースを想定し、路車協調システムの技術的な検証を行うという。
NEC、自動運転を支援する路車協調システムの実証を5自治体で実施（クラウド Watch）