無人自動運転走行を全面的に停止していたGM系Cruiseが、自動運転ソフトウェアのリコールを発表した。2023年10月に発生した人身事故を受けたもので、システム改善により安全性強化を図る狙いだ。
米国ではグーグル系WaymoとCruiseが自動運転タクシー商用化でしのぎを削っていたが、これでグーグル一強時代に逆戻りした感を受ける。
Cruiseの自動運転システムは、まだ社会実装に及ばないレベルなのか。対するWaymoと明確な差があるのだろうか。Cruiseの事故事案を紐解きつつ、自動運転の社会実装に求められるべき水準の是非に迫っていく。
自動運転タクシー、「Google一強時代」に逆戻り GMの全台リコールで(自動運転ラボ)