【話題・モビリティショー2023】日産、全固体電池採用のEV展示 モビリティショーで

日産自動車は17日、「ジャパンモビリティショー2023」(旧東京モーターショー)に全固体電池を採用した電気自動車(EV)を展示すると発表した。全固体電池は従来のリチウムイオン電池と比べて航続距離が長く、充電時間を短縮できるメリットがある。日産は28年度までに全固体電池を搭載したEVを発売する計画だ。

展示するのはミニバンタイプのコンセプト車「ニッサン ハイパーツアラー」。全固体電池を載せることで車高を抑えて重心を低くし、滑らかな加減速や乗り心地の良さを実現した。リチウムイオン電池はEVに大量搭載する必要があり、車高が高くなりやすかった。

日産、全固体電池採用のEV展示 モビリティショーで(日本経済新聞)